「お香はいいねぇ」

　こないだ買ったお香を焚きながら、ジョージ・ハリスンの「電子音楽の世界」を聞きながら寝ている。

　お香の香りと退屈な音楽（想像以上につまらん）ですぐにぐっすり寝れる。

　他のCDは悪くないが、リズムがあると耳障りでちょっと寝づらいな。

　話は変わり、古谷実の「わにとかげぎす」が出たが、前作「シガテラ」があまりにも期待ハズレだったんで、「わにとかげぎす」は期待できそーだ。

　主人公は32歳で友達が欲しいガードマン。設定からショボくていーね。ってこれや福本伸行の「最強伝説黒沢」を読んでるとまるで人事じゃねーなと思う。まだ俺よりマシな様な気がする。一応ちゃんとした社会人だし。

　俺もガードマンやダムの現場で働いてた事あるが、長続きしなかった。ダムの現場は月40万位稼いでたけど、現場が山梨の僻地だったから辞めた。ガードマン（上野にあるメトロ本社）は退屈だから辞めた。

　まぁ要するに俺は仕事嫌いって事だ。今のヘルパーは7年やってるが、始めた時はアル中の障害者相手に酒飲んで金になるから、仕事してる意識はなかったが、結局酒飲めなくなって今じゃ仕事って感じだもんなぁ。まぁ時給もいいし、他の仕事より全然楽だからこ
のまま続けるんだろーな。ま、いーんだけど。

　つーか、俺は日本の社会には適応出来そーにねーなー。いっそ金貯めて外国行った方がいー様な気がする。ってそれこそ余計無理か。

　まぁ今んとこ何とかなってるし、大丈夫か。あんま社会復帰なんて考えない方がいーかもな。下手に頑張ってもまた酒飲むのがオチだし。

　まー今の生活もまんざら悪くねーし、金がいるなら仕事増やせばいーだけだから、当分こんな生活が続くんだろう。

　贅沢しなくて生きてりゃいーんだ。生きてりゃよ。そのうち何とかなんだろう。ならねーか？ま、別にいーんだけどね。さてと今日はお香炊いて、ギャラクシー500の「オン・ファイア」でも聞きながら寝るとすっか。お香はいーよ。

おしまい