「今日の一日」

　今日は4月から1ヶ月やるイベントで23日（日）にライブを依頼され、イベントの主催のSさんと代官山にあるオープンカフェの下見に行って来た。

　屋外でライブをする予定だったが、バンドのリーダーともう一人が、重度の花粉症の為、屋外だと厳しいと言うんで、屋内を見たが、狭いし、オープンカフェだから屋内でやっても屋外でやっても同じだ。屋内だと店の奥であまり見えないし、屋外だと割と人通りがあるから、目立つと思うんだが、何せ花粉症じゃやってらんないとうるさいので、下見に来たんだが、屋内でも同じだと判明したんで、もしかしたら中止になるかも知れん。

　まぁ俺は花粉症じゃないから、花粉症の人の苦しみは分からんが、2月に依頼されてんだから、そんな事今さら言うなよって感じだ。

　イベントは一昨年亡くなった、うちの事業所の利用者（障害者）のSさんが描いた絵を展示して、日替わりでバンドや手話落語や講演会などをやる。そのひとつとして、うちのバンドに依頼が来た訳だ。しかし、オープンカフェの状況を見ると花粉症の人じゃ無理か
も。まぁそーなったらそーなったでしょーがねーか。6月にも北区のイベントに出る事だし。俺は俺で絵の方が忙しくなるから、バンドばっかやってらんないし。

　そんな訳で主催のSさんはオープンカフェの間取りを計りながら、お茶して、恵比寿まで歩いて、和食屋で昼飯を食って、Sさんと別れた。

　14：50〜17：00までは自閉症の子Rちゃん（12歳♂）の介助だ。武蔵小山にあるダンススクールが終わった後、迎えに行き、17：00までにうちに送ればいい。
　研修してから2回目だが、俺の事を覚えてくれていて、俺を見るなり抱きついてきた。クリクリ坊主のマルコメのガキみたいで可愛い。駅から電車に乗って、学芸大学にある事業所の事務所で30分
位お茶して、歩いてうちに帰る。自閉症特有のこだわりがあり、10メートル位歩くと膝を地面に着け、「足ぺったんして！」と俺にも強要する。俺も膝を着けると満足して歩き始めるが、10メートル歩くとまたやるんで、なかなか進まない。やらないとそのまま立
ち止まってしまう。
　しばらく足ぺったんしながら歩いていると、今度は「肩車して！」とせがんでくる。背は低いし、体重も軽いんだが、今日は暖かいから、へとへとになってうちに着いた。まぁ今ダイエット中（別に肥満じゃないが、6月の誕生日までに55?目指している。あと8?だ。月に2?減らせばいい）だから、いい運動になった。

　うちに帰って風呂に入って、昨日借りたDVD「リンダリンダリンダ」「どん生活」（山下敦弘監督）を見たが、あまりに普通過ぎてがっかりした。「リアリズムの宿」（原作：つげ義春）や「ばかの箱舟」はいい味で良かったのに、「くりいむレモン」あたりから山下監督らしさが無くなってきた様な気がする。同じ時期の「その男狂棒に突き」はくだらな過ぎて面白かったけど。
　まだ「NANA」の方が良かったな。映画としてちゃんとして出来てたし、宮崎あおいも可愛かったし。中島美嘉はキャラは好きだけどルックスが嫌い。
「リンダリンダリンダ」は中途半端過ぎ。んー、俺としては珍しく好きな監督だったんだけどなぁ…。残念！

　てな訳で明日も仕事だから早めに寝る。

おしまい