「雨上がりの夜空にのリマスターが出た」

　RCサクセションの代表曲「雨上がりの夜空に」が忌野清志郎デビュー35周年を記念して「雨上がりの夜空に35」としてヒップホップのライムスターをフィーチャリングしてリマスターで出た。前からの宣伝でヒップホップ調になるとゆーのは知ってて嫌〜な予感はしてたんだが、案の定イマイチだった。

　まぁそれにしてもデビュー35周年か。よくやってるよなぁ。RCの「カバーズ」から清志郎は段々過激になってきて、タイマーズで全開になって夜ヒット（TV）の生出演で反原発の曲を放送禁止にされ、当時のFM東京を「オマンコ野郎！」と罵倒してた。それ以来定かではないが東京FMに社名が変わったらしい。そんな事ライブでやりまくってた
から、音楽業界から干されると思っていたが、生き延びている。

　インディーズではあるが「君が代」のパンクバージョンで話題になったし、「笑っていいとも！」でも歌ってたな。その頃はいーぞ清志郎！と応援してたが、何だか知らんうちに絵本出したり、無難なCMソング歌ったり、黒木瞳とCM出たり、サイクリングやって「徹子の部屋」に出たりしてただのオッサンになってしまったな。

　いくら若い時に過激でも人間歳とると丸くなるんだなぁと妙に悲しくなった。

　俺にとって日本でパンクを貫き通したのは中島らもとナンシー関だと思う。二人とも死んじゃったけど。
　あーこの先どんなジャンルでもいーからパンクな奴出て来るのか
なぁ？何か寂しくなってしまった今日でした。

終