その13 「es」を見た

2003年1月28日
 またまたビデオ感想。今回は「es」。

 ストーリーは1971年、スタンフォード大学で実際に行われた、監獄実験が元ネタだ。
 いろんな職業の実験希望者が40人が選ばれ、囚人役と監視役に分けられる。期間は二週間。始めのうちは遊び半分でやっていたものの、監視役たちが段々囚人に厳しくなっていく。そのうち、囚人たちが反乱を起こし、結局実験は途中で中断するとゆー話だ。
 人間の行動は思想や理想などより、役付けでいとも簡単に変わってしまう様だ。
 いつ、どこの大学の実験かは分からんが、こんな例もある。数十人の学生(何十%かまでは分からんが、半分以上はサクラ)に「この色は何色か?とゆー簡単な質問をし、実験者が赤なら赤だと思う人は手を挙げるとゆーくだらんもんだが、実験者とサクラ間で、白には黒、黒には白に手を挙げるよーに示し合わせていた。
 青とか緑にはマトモに反応する。で、白になるんだが、白と思う人は半分以下。黒と思う人は半分以上となる。これを何回か繰り返すうちに、だんだん白黒逆転していき、最後には全員が白は黒、黒は白になったそーだ。

 実に信じられなく、バカバカしいが、人間はその環境や状況で、いとも簡単に変わってしまう。先の実験で、あなたが白を白と思っている最後の一人だとしたら、どーなるだろーか?どーするだろーか?

 南京大虐殺をした日本人は一部を除き、普段は普通の人だったという。

 人間なんて、ララーラーララララーラー!(BY吉田拓郎)と思いました。

おわり


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