「青い春」と「es」の前に、「桃源郷の人々」(三池崇史監督、哀川翔主演)を見た感想を書きます。「ナニワ金融道」の青木雄二が原作で、哀川翔はホームレスで、みんなから村長さんと慕われている。

 昔、殺し屋をやってたらしく、街金では恐れられてるよーだ。
 ある時、チンピラに仲間がやられ、ケガをした時、たまたまそこら辺に小さな印刷屋の社長が不渡り手形で倒産するので、車で排気ガスで自殺しよーとしたが、ケガをしたホームレスを車で病院に送ったのがきっかけで、村長はその社長を何とかしよーとする。
 まー後は青木雄二のパターンで、株で儲けて、ハッピーエンドになる。

 まー人情話だ。所詮、作り話だから実際いるホームレスとは全然違うと思う。ホームレスといえども、それなりのルールがあるだろーし、そこからはみ出た者は疎外される。そーゆーのは死んでいく。 アル中とて同じだ。病院で除け者にされれば、居ずらくなり、やめてた酒をまた飲み出す。  最底辺の人間のさらに下の人間はいる。でも彼らは死のうがどーなろーが、自分の生き方を自分で選択している。

 今のところ俺にはそこまでする勇気はない。まだ死にたくないし、まだ漠然としているが、この世に桃源郷があると信じたいからだ。




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